2018/1/19
模擬結婚式&披露宴
国際観光専科のホテル&ビジネスコースでは、2年生のカリキュラムの中にブライダルの授業があります。
毎年一年間勉強してきたことの成果を確認する為に、学生自ら手作りの模擬 結婚式 を2クラス、A・B・Cの3グループ(計6グループ)に分けて行いました。
新郎新婦はもちろん、司会、主賓、介添人(新郎新婦のお世話係)、キャプテン、音響、照明などすべてを学生が担当します。
披露宴の司会はとても重要な役割 です。その為、披露宴の前に、ブライダル担当の先生からしっかり指導を受けます。 台詞 も多いですし 尊敬語 や 丁寧語 等難しい言葉もたくさんあります。
大変な役割ですが、日本語の勉強にもなります。担当した学生は日本語の難しい表現もスムーズに話せるように何度も何度も練習しました。
その結果、本番では無事やり遂げることができました。
披露宴では、もちろん新郎新婦が主役ですが、それを周りで支えるスタッフが大勢います。
キャプテンはパーティー全体をまとめる仕事、音響や照明はパーティーを盛り上げる仕事です。どれもとても大切な仕事です。
また、日本独特の主賓の挨拶、乾杯の発声は、先生からアドバイスをいただきながら原稿を自分で考え、発表します。
みんなの前でスピーチをする事で、プレゼン力やパフォーマンス力がつきました。
模擬披露宴の締めくくりとして新婦が両親にむけて手紙を読みます。
新婦本人が心を込めて両親に書いた感謝の手紙は、とても感動的でした。最後に、新郎は出席者に向けてお礼のスピーチをして終了しました。
結婚式を自分たちで作り上げたことで、改めて日本文化や日本の婚礼習慣についても勉強できました。
国際観光専科の留学生にとって、この日の授業は学生時代最後のとても良い思い出になったことでしょう。
駿台にはこんな楽しい授業もあります。1年生の皆さんは、来年も素敵な披露宴を作りあげていきましょう。