2018/2/20
防災館へ行ってきました!
本校では旅行業とホテル業への就職を志す学生に、お客様の大切な命を預かる仕事という防災の観点から、毎年2月に池袋にある防災館に行き、地震・火事など 災害時 の 対応 を学ぶ特別授業を行っています。
緊急時の心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の使い方などの救急処置も学び、更に、東日本大震災や熊本地震等甚大な被害を被った地震列島である日本だけに、「自分の身は自分で守る」術を習得させます。
例えば、震コーナーでは大規模地震の揺れを体験し、震災時の対処方法を学びました。
日頃のんびりしている学生も真剣に取り組んでいました。
消火コーナーでは、消火器の使用方法を学びました。
本物の消火器を使い、実践練習を行いました。救急コーナーでは、心臓マッサージとAEDの使い方を学びました。
講師の方から心臓マッサージをすることで多くの人の命が救われると聞き、みんな真剣に心臓マッサージの研修を受けていました。
続いて、AEDの使い方も学びました。公共の場所では、よく目にするAEDですが、使い方はもちろん、AEDが何なのかを知らない学生が多く、大変勉強になりました。
トラブルに遭遇したくはありませんが、万一の時、今日学んだことを実践して一人でも多くの人命を救えるようになれるといいですね。
防災館での研修の後は毎年恒 例、池袋から巣鴨の本校まで歩いて帰るプログラムが残っています。
地震の時には交通機関が使えず、歩かなければいけないことも発生する為、実践しております。
普段あまり歩かない学生も、クラスメートと一緒だけに、泣き言言わず、約1時間かけて巣鴨まで帰ってきました。
今回の特別授業では、災害時の対応や救急処置などを学びました。
旅行業とホテル業はお客様へのサービス面に眼が行きがちですが、お客様の安全・安心を提供することも非常に重要な点です。
学生にとって今日の授業は役に立つことばかりでした。
とても丁寧に、親切に教えてくださった防災館のみなさん、ありがとうございました。
半日あまりではありましたが、学生にとって、とても有意義な経験だったと思います。お疲れ様でした。