2023/2/1
国際観光専科1年生
実地研修 in 池袋防災館
この研修は火災、地震、救急救命を疑似体験し、ホテルや旅行業に就職してから、実際に起こった時に慌てないよう心の準備をするための研修です。
火災ブースでは本物の消火器と水を使いモニターに向け消火活動を体験しました。見たことはあってもどこを押せば水が出るのか、持ち方など初めて知ることばかりで本物の重さにも驚きました。
地震ブースでは東日本大震災の揺れを体験しました。来日して初めて地震を体験した留学生も多く、日本の生活の中でもう慣れたつもりでいましたが、立っていられないくらいの激しい揺れにあらためて被害の大きさも痛感しました。
救急救命では、心臓マッサージとAED(自動体外式除細動器)の使用方法を教えていただきました。人形を使った心臓マッサージは自分でやってみると想像を超えて体力を消耗し、人命を救助する大変さもわかりました。AEDも箱を開けるのは初めてでしたが、中の部品や使い方も日本語でしっかり学習し、対処できる知識を身につけました。
VRでは火災、地震、台風の時どんなことが起きるのか架空の世界に入り込み体験しました。リアルな映像に「本当にあったらどうしよう」と息をのんだ数分間でした。
日本で暮らしていく中で、非常時に備え準備しておかなければいけないこと、もし災害がおきたらどうするか考えておくことの重要さだけでなく、将来お客様の安全を守れる社会人になれるようサービス業として大切なことを新たに意識した一日となりました。