2018/5/23
鉄道学科
業界実地研修 横浜シーサイドライン車両基地
鉄道学科2年 業界実地研修
横浜シーサイドライン車両基地
鉄道学科2年生は、業界実地研修として横浜シーサイドラインの車両基地に行ってきました。
横浜シーサイドラインは、横浜市や京浜急行電鉄、西武鉄道、横浜銀行などの出資による第三セクター※方式で設立しました。神奈川県横浜市の新杉田駅と金沢八景駅を結ぶ横浜シーサイドラインが運営する新交通システム路線である。
※第三セクターとは・・・地方公共団体と民間企業の出資で運営される鉄道会社のこと。
並木中央駅に集合して隣接する車両基地へ出発。
まず最初に、司令区から見学させていただきました。運転士や車掌のいない新交通システムは、この指令区から文字通り電車や駅をコントロールしています。すべての駅のホームモニターや電車の運行が一目でわかる電光掲示版を指令員の方々が、チェックしていました。
閉鎖的な部屋でモニター監視を集中して続けることは大変な仕事です。しかし、鉄道運行の安全のためには大変重要な仕事だと実感しました。
次に、司令区に続いて、車両区 検修場へ移動。
横浜シーサイドラインは無人運転とレールがなくゴムタイヤでの走行が特徴です。車両に使用されている走行タイヤは、万一パンクした場合にも安全走行ができるように、タイヤに「 中子 」という鉄の車輪が入っています。
横浜シーサイドラインは、開業以来人身事故もなく、車両基地見学などのイベントを実施して沿線住民に愛される鉄道会社であることがよく分かりました。
本当にありがとうございました。