2019/5/23
鉄道学科
2年生 業界実地研修
横浜シーサイドライン車両基地
鉄道学科2年生は、横浜シーサイドラインの車両基地に、実地研修として鉄道の現場を視察に行ってきました。
2019年の3月に横浜市と横浜シーサイドラインは、金沢八景駅を150m延伸して京急線の金沢八景駅と接続しました。そのことで乗換時間がこれまで5分以上かかっていたのが1分程度と短縮されました。
大した変化ではないと思いがちですが、国道16号線を横断していかなければならなかったことを考えると信号待ちや安全性を考えると本当に便利です。特に、雨の日の乗り換えは、たいへん便利になりました。
並木中央駅に集合して隣接する車両基地へ出発。
司令区から見学させていただきました。運転士や車掌のいない新交通システムは、この指令区から文字通り電車や駅をコントロールしています。
すべての駅のホームモニターや電車の運行が一目でわかる電光掲示版を指令員の方々が、チェックしていました。
この指令区での勤務は24時間でこの指令区内で宿泊も食事もするそうです。勤務中はここに缶詰めになるので大変な仕事だと感じました。
次に、司令区に続いて、車両区、車両検修場へ移動しました。
横浜シーサイドラインは無人運転とレールがなくゴムタイヤでの走行が特徴です。無人運転システムですが半数以上の社員は、運転士の資格があり定期的に運転することがあり、いざというときは有人運転をします。
地震対応や雪の日の運行などイレギュラー時の対応についてのお話は、非常にためになりました。
運輸部 業務課 業務係 本吉 直樹さん、ご丁寧に説明いただき、本当にありがとうございました。