2020/1/16
トラベル学科
1年生 国内研修旅行
トラベル学科1年生は、11月13日~15日の二泊三日の日程で、国内研修旅行に行ってきました。
駿台のトラベル学科の国内研修旅行は、プランニング、準備、運営、添乗まで、旅行業務をトータルに体験しながら、学生たち全員が、実践力を身に付けていきます。
10組のグループに分かれ研修テーマを決めて、それぞれが研修旅行をプランニングしました。それをクラスメイトやプロの旅行会社の方々へプレゼンテーションを行って、行きたい旅行のプランの投票結果で研修先を決定します。
今年選ばれた研修旅行プランは
「きてみんしゃい!山口・福岡 ~ぶち魅力的なのしっちょった?!」に決定しました。
テーマの「将来、旅行するときに固定概念を覆すような新しい情報や知らなかった魅力を発見、発信できる人になる」を基に創造した行程は、現在話題になっているSNSを利用して誘客し地方活性するという事を意識した、物見遊山の観光旅行とは違う、学びの多い旅となりました。
【1日目】
<羽田空港集合>
羽田空港集合から添乗業務はスタートしています。添乗員役の学生は、誰よりも早くにスタンバイし団体チェックインを済ませ受付をします。絶対に間違えてはいけない業務や案内に緊張しながらも迅速にお客様役の学生への対応をします。
<瑠璃光寺>
香山公園内に建立された曹洞宗の寺院で中でも高さ31.2m五重塔は紅葉とのコラボレーションが期待できる人気のスポットです。見学後は自由昼食。ほとんどの学生達が名物「瓦そば」を食べました。熱した瓦に茶そばを乗せ、その上に卵や肉を乗せたものを付け出汁につけて頂きます。
<津和野・殿町通り>
武家屋敷のなまこ塀が並びイチョウが色づく石畳通りを中心に散策。事前に「映えスポット」を調査しそれぞれが散策と撮影を楽しみました。
<萩城下町>
萩は1604年の江戸時代の開府以来、毛利氏の城下町としておよそ260年にわたって繁栄しました。なまこ塀が続く菊谷横丁や木戸孝允旧宅などをバスガイドさんの旗の元全員で見学をしました。
<萩本陣>
本日の宿泊は地下2000mから湧き出す自家源泉で14種類の湯めぐりを楽しめる温泉旅館。温泉旅館ならではのお座敷で頂く夕食です。萩名産の「ふぐ」をふんだんに使った豪華な内容でした。
【2日目】
<萩焼会館>
萩焼職人の先生から手びねりを教わり制作します。それぞれ個性溢れる作品が出来上がりました。来月には焼かれた物が手元に届きます。楽しみですね。
<元乃隅稲成神社>
昭和30年地元の網本が夢枕で白狐からお告げを受け建立されました。全長100m以上に総本数123本の鳥居が並ぶ姿はアメリカのテレビ局に「日本で最も美しい場所31」に選ばれた事で外国人の参拝も急増しました。
<門司港レトロエリア>
門司港は明治初期に開講されたかつて日本の三大港として数えられた港です。明治から昭和初期にかけて建築した建物が今でも残っています。現在は『門司港レトロ』として年間200万人以上の人が訪れる九州の人気観光地となっています。また、門司港と言えば『焼きカレー』が有名で多くの店で提供されています。
<キャナルシティ福岡ワシントンホテル>
併設するショッピングセンターではお買い物や食事だけでなく、噴水ショーや劇場も有る大型施設です。夕食は天神エリアまで足を延ばし、とんこつラーメンや、もつ鍋などを楽しんだ学生も多かったです。
【3日目】
<糸島>
『映え』ポイントで全国から注目を集める糸島。地元で旅行会社オフィスパルを営む吉川社長よりお話を伺いながら視察をしました。
<大宰府天満宮>
「学問の神様」と呼ばれる菅原道真公が祀られている、全国にある「天満宮」の総本宮。 参拝を終えてから参道で食べ歩きを楽しみました。
<ハクハク>
明太子の全てを知ることができる博物館。お土産の明太子を自分の手で作りました!
研修旅行をイチから企画し、準備・運営・添乗業務までを経験し、実践力を身に付けることができたはずです。催行側だけでなく、お客様側として、旅の楽しさを体感することもできた、旅行だったと思います。